#26 

シャーロック・ホームズを知ってますか?


2018.2.23
カテゴリ: 私生活のヒミツ

 
小説を読んだことがないかもしれませんし、映像作品を観たことがないかもしれませんが、その名前は聴いたことがあるはずです。
シャーロック・ホームズは世界で一番映画化された人物です。これまで映画化が210本くらい、ドラマ、アニメなども多数あります。ビックリじゃないですか? 
ギネス世界記録に登録されています。
 
映画化された210本!ですが、その中には面白いものもありますし、あまり面白くないものもあると思います。
私はその中の5つの作品を観たことがあります。残念ですが、ガッカリした作品もありました。
シャーロック・ホームズの世界の中で、一番面白い映画・ドラマについて紹介します!
 
■TVドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」 1984-1985年(シャーロックの母国、イギリス)
監督:マイケル・コックス
シャーロック役はジェレミー・ブレットが演じました。原作とそっくりのホームズです。顔も鼻も体格も性格も。
イギリスで生まれた人にシャーロック・ホームズって誰?と聞いたら、このドラマを思い出し、ジェレミー・ブレットだ!と答えると思います。映画に出る前、舞台でワトソンを演じたこともありました。ホームズ役もワトソン役も演じたことのある珍しい役者ですね。
このドラマは、今でも史上最高と高く評価されてます。
 
■映画「シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険」 1979 - 1986年 (私の国、ロシア!)
監督:イーゴリ・マスレンニコフ
ソ連時代のレンフィルム映画スタジオ制作のテレビ放映用劇映画です。5本出ました。シャーロック役はワシーリー・リヴァーノフが演じました(ところで、『チェブラーシカ』という子供用アニメのワニのゲーナの声もリヴァーノフです)。
ロシアはイギリスと離れていますが、コナン・ドイルが本で書いたシャーロックと近いし、ヴィクトリア朝イングランドの雰囲気も感じられます。ロシアで、子供の時から知っているシャーロックホームズですね
 
今でもシャーロック・ホームズという作品に興味がある監督たちがいますよ。
色んな新しいキャラクターが出てきました。
例えば、
 
■映画「シャーロック・ホームズ」 2009年(アメリカ)
監督:ガイ・リッチー
シャーロック役はロバート・ダウニー・Jrが演じました。はい、みなさんご存知のアイアンマンを演じた役者ですね。
昔のホームズと違うキャラクターです。もし本を読んだことがあるなら、別の作品として観た方がいいと思います。
話も少ししか繋がってないし、今までのホームズの世界、人々の関係もちょっと変わりました。
ですが、この作品ならではのシャーロックの魅力があると思います。ハリウッドっぽくてアクションが多い映画になりました。出てる俳優さんたちはみんな有名な人だから、芝居も完璧ですね。
楽しめると思います。
私はその映画を観てからホームズの世界に興味が湧きました。
もちろん、原作は全巻読破しました。(もちろんロシア語で(^^) )
 
そして・・・私にとって大切な「シャーロック」に出会いました。
本を読んだばかりの私が、「え、現代にシャーロック?」と疑いました。でも、でも、、、素晴らしかった!
 
■TVドラマ「SHERLOCK」 2010-2017年
制作はイギリス国営放送 BBC。
監督:マーク・ゲイティス、スティーヴン・モファット
大人気ベネディクト・カンバーバッチがシャーロック・ホームズ役を演じました。
このドラマを作った人たちは、本当にコナン・ドイルが書いたシャーロックの大ファンでした。原作を守りながら、緻密な台本を作り上げました。21世紀なんですけれども、本と繋がってる部分が数多く見られます。ファンにははっきりと分かるんです!笑 
カメラワークも特徴的で、シャーロックの考え方を見せるような動きです。
非常に高い評価を受けました。新しいシャーロック・ホームズです。
私のおすすめです。是非ご覧になってください!
 
もう一つだけ気になった作品を紹介します。シャーロックの世界と離れて観た方がいいかもしれません。
 
■映画「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」 2015年(アメリカ)
イアン・マッケランがホームズ役を演じました。なかなか観た事がないシャーロックです。93歳となった老齢のシャーロック。人の名前を覚えられないし、過去の記憶もなかなか思い出せない・・・。弱くて、普通の人に近い感じのシャーロックです。
今までの作品とは全くの別人。この映画で、シャーロックのイメージが崩れてしまう人もいるかもしれません。
もし観るなら、今まで持ったイメージを忘れて、別のストーリーとして観たらいいかな。
 
コナン・ドイルが書いた「シャーロック・ホームズ」は文学の世界で偉大な作品ですね。
そして、国や時代を超えたシャーロック好きな人たちによって、新しいシャーロックをドラマ・映画などに映像化することで、世代を超えて、人の心を動かし続けることができます。

滝本重之
 ライター:サーシャ(ディレクター/フォトグラファー)